スキー・ドライブ・山登り・たべること・寝ること・ビールがだいすき♪


by arizou0903
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2日目:50座記念 剱岳(つるぎだけ)

その1は → こちら

夜明け前の剱岳
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斜めなテント
頭が斜面の上にして、足の下にザックを置いて寝たのですが
何度も入り口付近にズリ落ちてしまう。
またしても熟睡できず、寝不足です。
○さんは、いつでも定位置で落ち着いて寝ていた。ナゼだ???

テントの設営方向を間違えましたね。まだまだ初心者デス。

夜中からは強い風がテントをゆらしていました。
3時に起床、白馬に続いて満天の星空を見ることができました。

すでに剣岳へ向かうヘッデン(ヘッドライト)の明かりがチラチラと見えていた。
○さんは・・・あと5分・・・あと5分と起きてくれず結局4時起床。

朝の気温は12度(テント内)でした。熱帯夜知らずです!




☆ 山行記録 ☆
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■剱岳(つるぎだけ)2999m 富山県
■日時:2007年8月19日(日)
■天候:8月19日(日)晴れのち曇りのち雷

2日目:行動時間:9時間40分(休憩含む)
剱沢キャンプ場(4:35) → 剣山荘(5:50/5:15) → 一服剱(5:30) → 前剱(6:10) → 剱岳(7:50/7:55) → 剣山荘(10:00/10:55) → 剱沢キャンプ場(11:15/12:20) → 別山乗越(12:52/12:55) → 雷鳥平(13:40) → 地獄谷経由 → 室堂(14:15) 歩行時間:約7時10分
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朝食を食べてトイレをすませ、4時36分テント場出発♪
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サブバックで剣山荘へ一路向かいます。
ヘッドライトの明かりだけなので足元が見えづらい。
慎重に歩を進めていました
が・・・ここでどうにもこうにもオナカが痛くなりまして・・・

4:55 剣山荘に到着と同時に、おトイレを借りました。(100円)
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トイレ前、相当切迫していたようで写真がピンボケ(笑)

今年7月1日新築オープンしたばかりの、ピッカピカな小屋。
おトイレも超超キレイで水洗でした。

そして、「運」良く(w)剣山荘で朝日を拝めました。
五竜と鹿島槍の間からピカーン
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ご来光大好きな○さん、見れて良かったね!

・・・といいたいところですが
なぜかオナカが痛くなかった○さんもトイレに篭りご来光に間に合わず。
○さん大ショック(^^;

5時15分出発!
5:30 一服剱到着
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何も書いてない??
えぇ、私にも見えませんが、「一服剱」と読んでください。
振り返ると、テント場と昨日は見えなかった別山がクッキリ
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一度下り、前剱に登ります。
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前剱までが結構な急な登りでございまして
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手足を使うような場面も多いです。そして、浮石が多いので落石注意です。
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鎖場も登場
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何人かに道を譲っていただき
間もなく団体40名様ご一行様に追いつきました。
しばらくご一緒させていただきましたが
「お先にどうぞ」と道を譲っていただきました。

6:10 前剱
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目の前に剱岳ドドーーーン
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剣山荘からここまで55分
人待ちを何度かした割には、なかなかイイタイムじゃないですか?
このまま、一挙にドドーンと登れるか?
・・・なーんていう考えは甘かったわけでして

第一の難所、カニのヨコバイモドキの
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スリルある鎖場を通過したところで
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人の列に追いつきました。
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そして、うんともすんとも動かなくなりました。
その先の下り鎖場でモタついているようでして、
人の列はドドーンと団体30名ご一行様なのでございました。

前剱から剱岳まで、岩場・鎖場の連続です。
こちらの団体様。
腕力に自信のないおねーさま、おにーさまたちが
毎回鎖場でハーネスとカラビナで安全確保しながら移動します。
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安全第一デス。安全第一
安全第一なんだけど・・・
毎回鎖場での待ち時間に閉口します。
数少ない抜かせる場所でも、特に譲っていただける様子もなく
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私たちの後ろについた
4名の男性陣もイライラしてきたのか
「さっき休憩しなきゃ良かったなぁ~」なんて後悔しきり(笑)

命が係ることですから、早く行けとはいえません。
仕方ないことなのに、イライラしてしまう自分もイヤです。
○さんは
「イライラしたってしょうがない」
と寛大な心をお持ちでいらっしゃいます。すごいねぇ。

そんなイライラの中いよいよ核心のカニのタテバイに到着。
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団体さんの一部の方々が取り付き始めましたが、
他の方たちはザックをおろしています。

おっ!!!休憩かっ???

ネゴシエーター○さんが動いた!

「すみませーん、先に行かせてください」

と言いながら前を通過しようとしたところ。

即座に、オネーサマが

「はぁ?なんで??」

と大声でいうやいなや、
突然みなさんそそくさザックを持ってタテバイに向かって動き出した。
あっ・・・休憩じゃなかったんですね。シツレイシマシタ。

そして、列の後ろにいて、追いついた当初から私たちと何度か視線があっていた団体仲間のオジサマが私たちに向かってこういった。

「団体の後ろについちゃダメだよ。(あなたたちが)もっと早く出発しなきゃ」

ポカンとしていると、オジサマはこう続けた・・・

「私たちの後ろなんか40名以上の団体さんいたんだよ、あの後ろだったらもっと大変だったね」

思わず笑顔で

「はい!知ってます♪その方たちに追いついてしまったんですが、すぐに道を譲っていただきました☆ウフフ」
(すぐにじゃなかったですけどね、ウソ言いました。ハイ)
とイヤミを言いましたが・・・返事なし。
アレ???聞こえなかったかな?
都合の悪いことは聞こえないらしいです。

このオジサマの発言は、寛大な○さんもイライラっときたらしいです。

結局カニのタテバイへの取り付きに20分以上は待ちました。
さぁ!気を引き締めていざ!

最初の取り付きが緊張しましたが
後は杭打ちがしてあるので
手足の置き場に困ることはありませんでした。
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ただ、私の後ろの方が近すぎて、ちょっとプレッシャーでした。
私が足をどかすとすぐに手が置かれる。
っつうかまだ足を置いているのに、手を置かれたり。
(真下に後ろの方が待機中)
私のお尻が魅力的だったんでしょうか?

余裕?のピース
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さて、カニのタテバイは無事通過。
どこがルートだかルートじゃないんだか
わからない岩だらけのところに出ました。

ここだ!強硬手段で前方を歩く団体さんとは違うルートを登り
頂上直下のところで、団体さんの3/4の人数を追い抜かしました。

7時50分 剱岳到着♪
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今回は、頂上でのご褒美は「なし」
酔って難所を通るほどの度胸がないからです。

私のレベルでは登ることができない点線ルート
源次郎尾根方面
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あの団体さんが記念撮影タイムになるまえに
山頂で写真をとり、山頂に埋もれていた三角点に触り、
団体さんが動く前にとそそくさと下山をはじめました。
ガスがかかって展望が望めなかったこともありますが
大好きな山頂なのに・・・記念すべき50座目の山頂滞在時間5分(涙)
またくるねっ(最近、そればかり・・・)

山頂を去ると、また晴れました・・・
イライラしたバツに違いありません。
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さて、下山道は登山道と違います。
カニのタテバイは登り専用です。
下りにもカニのヨコバイという難所があります。

カニのヨコバイの取り付きが一番コワイということはリサーチ済。
カニのヨコバイ手前で渋滞しました。
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みなさん取り付きで難儀していますが、順調に進んでいきます。
10名程度なのでさほど待たないでしょう。

ビビった女性が鎖にしがみつき立ち往生しましたが
それでも2~3分で無事に取り付きを通過していきました。

わたしたちの前の3人組の一人が降り、
次の人がカニのヨコバイの取り付きに移動しま
移動しま・・・・

移動できません( ̄Д ̄;;

前向きに一歩出しては戻し、後ろ向きになって一歩出しては戻し・・・・
高所恐怖症のようです。
恐怖のオーラが出まくっております。

仲間の人が指示を出しますが、どうしても核心への一歩
いいえ、核心に行くまでの一歩が出ません。
私も思わず「後ろ向きのほうが・・・」と言うと、
○さんに「いろんな人に言われると混乱するからダメ」と制される。
そうだよね。反省。
黙って見守ることにしました。

相変わらず、すごい形相と鼻息で
一歩出してはひっこめてを繰り返しています。

・・・・3分経過・・・・

・・・・5分経過・・・・

ついに仲間の人がイラついて「ここに足だよっ!!」
といいながら手で彼の足をずらそうしたり(そんな殺生な)
結局その方は最初の取り付きを通過するのに10分かかりました。

本当にカワイソウでしたが、
ナゼこんな山に来てしまったんでしょう?
騙されて連れてこられちゃったのでしょうか・・・。

さて、私たちの番。
○さんに先にいってもらいます。
○さん難なくクリア

さて、私も降りて・・・カニのヨコバイへ!
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本当に最初の一歩が怖かったです。
○さんに足の置き場を指示してもらいますが
私の足の長さでギリギリとどかない位置の小さい足置き。
クサリにデブな体を預けないと足置きに足が届きません。

思わず「こぇぇぇぇぇぇ」の声がでました
すっすごい顔デス!美人(笑)台無し
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そこを過ぎて、ヨコに移動すれば
「写真撮って~~~~」という余裕もできました。
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その後は梯子をくだります。
梯子の取り付きが、ちょっとスリルあります。
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何度か鎖場を登り
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下り
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ザレた道を気を遣いながら
キレイな青空とお花に見とれながら
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10時に剣山荘へ戻ってきました。
ガスガスなので山荘に入り休憩することに。

行きに生ビールがあることはチェック済。

深田百名山50座達成!おつかれちゃーん♪
カンパーーイ!!
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生ビール800円
ご褒美ポーズ(50座目だから両手で上品に)
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お供のモツ煮500円(超美味しかった)
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ノンビリ休憩してエネルギーチャージして、テント場に戻ります。
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周りをみるとほとんど撤収して帰ってしまったようです。
1組しかいなくて焦りました。
12時には出発しようとしましたが
相変わらず撤収に手間取り、12時20分テント場出発
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16時のバスに乗らねば帰れません!がんばらなければ
12:52 別山乗越
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途中エライはやいにーちゃんにゴイゴイ追い抜かれましたが
コースタイム1時間のところを30分で登ってこれたのはビールパワーかっ(笑)
単にコースタイムが甘いのか?

そのまま一挙に雷鳥沢へ下ります。
○さんガンガン下ります。
私も一生懸命ついていきます。
地獄谷が見えてきました。
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13:40 雷鳥沢へ到着
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雪渓でスキーをしている人たちが見えました。
(写真撮り忘れ)

私ヘロヘロ。座って飲み物飲んで10分休憩・・・と腰掛けたとたん

ゴロゴロゴロ~~~
へっ・・・かっ雷!!!
私は雷がとーっても苦手です。コワイんでございます。
「いそげ!」と○さんのザックから奪い取った水筒を
○さんに手渡して慌てて地図もみずに歩き出す。
(○さんはザックを下ろして水筒を入れたそうです。ゴメン)

焦る私は、分岐も人の流れにまかせて歩くと
後ろから「そっちじゃないよっ!」と怒られる(笑)

しかし・・・気持ちは焦るが・・・

バテバテ、ヘロヘロ。
カメラを○さんに手渡し、地獄谷の風景を撮ってもらうようにお願いして
私は歩くことに専念専念・・・
○さん写真ヨロシク
トボトボ
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トボトボ2
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火山ガス注意
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火山ガスがスゴク、むせながらトボトボ歩きます。
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みくりが池の手前の階段の登りは辛かったデス
モーイヤ!!オーラが体全体から立ち上る。
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・・・あれ?地獄谷の写真は?
○さん私のトボトボ写真ばかりじゃないかっ!
いつもの仕返しかしらん。

そして残念ながらポツポツと雨が降り出した。
観光の方々が一気に室堂に戻っていく
ゴボウ抜きされまくり。

みくりが池で
○さんにザックからカサを出してもらい先にいってもらう。
雨が激しくなってきて、みんな走り出すが
走る元気なんぞ全くなく一人トボトボ室堂に戻ったのでございました。

コースタイム3時間かかるところを1時間50分で下山できました☆
予定より1時間早い14時45分発のトロリーバスに乗り
16時過ぎ、扇沢へ無事戻ってきましたー。

最後はあれだけバテバテでしたが
下山中ボリボリ白えびポテトチップスを食べ
クリームパンを食べまくり、元気復活(笑)
単なるシャリバテだったようでございます。

そして下山中左肩がずぅーっと重く、痛かったのですが
みなさん私のザックの写真を見返してください。
ザックがとっても左に傾いてますよっ!!そこのお嬢さん(w)
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左肩痛いはずです。カッコワルイし・・・
初心者デス。背負い方いちから勉強しなおしスベシ。

大町で温泉に入り、安曇野でまたお蕎麦「そば栄作」→詳しくは後ほど

20時前に豊科ICへ、途中渋滞しているからと仮眠して
午前0時に無事帰宅しましたっ。

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50座目記念に相応しい、登り応えのあるステキな山でした。
怖がりな私ですが、事前リサーチを充分にして
危険ではあるが注意すれば登れるであろうと決断をして
今回登りました。
実際登ってのカニのタテバイ・ヨコバイの印象は
どちらも「えっ?これだけ?短い」でした。

ただ、簡単か?という質問に関しては
「No」と答えます。

登っている途中で下を見て、登れなくなる方や
今回のように、下りで降りれなくなってしまう方がいるようです。
自分の能力とよく相談して決断するべきだなと思いました。

あと、団体さんがいると待ち時間も多くなります。
険しい山のため、登山者が夏場に集中するそうです。
エスケープルートもなく、追い抜きできない場所も多いため
自分の能力に係らず余裕をもった山行計画が必要だと思います。

☆ 百名山制覇数 ☆
8月19日(日)現在 50座♪
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by arizou0903 | 2007-08-23 13:08 | 山登り