朝日岳 1日目:その2
2007年 10月 18日
その1のレポは ⇒ こちら
またズッチリとしたザックを抱え
西朝日岳に向けて足取り重く進みます。
10分程下ると、金玉水という水場に到着
大朝日避難小屋に宿泊した場合はここまで汲みにこなければいけません。
先ほど銀玉水で汲んだので素通り。
後を振り返ると、大朝日岳
ここからアップダウンの連続ですが
紅葉が更に美しくなり、心を癒してくれます。
そして、夏の忘れ物
ハクサンイチゲ・ダイコンソウ・キンバイ・アカモノが咲いていて大はしゃぎ。
池もキレイだなぁ。
最後の登り!エイショエイショ。
14:30 西朝日岳到着!
小朝日・大朝日・西朝日
朝日三山コンプリート☆
直前に到着した3人の女性が
「小屋見えるわよ!!」とおっしゃるので
やったー!!!と思いながら先を見ると
ん???あれ????
ちっちゃっ!遠いなぁ・・・
下りとはいえ1時間はかかりそうです。
バテて足が棒になってきましたが
ここからの紅葉は本当に本当にすばらしく。
ずっと先に進んでいた男性も、急に牛歩になり
しまいにはイチデジを抱えたまま動かなくなりました(笑)
本当にキレイな紅葉です。
後を振り向いてもキレイなんです。
日暮沢の分岐をすぎるとやっと目の前に小屋が。
8名程のパーティーが前を歩いていたが、紅葉に見とれて道を譲っていただく
「ありがとうございます」といいながら
右足を出した死角に穴があり
みなさんの目の前でゴロンと前に転んだ私・・・。
手をついたんですが
ザックが重いんで頭まで地面につきました。
痛いけど・・・みなさんに「大丈夫???」と
言われとてもこっぱずかしかったです。
15時20分 本日の宿、竜門避難小屋に到着。
小屋の前で、小屋番らしき男性がこっちをみて人数を数えている。
どうやら小屋がそろそろ満員のようですが、
まだまだ続々と人が来る。
私があてがわれた2階も、既にキューキュー。
小屋番の人がここにあと○名くるからと、
隙間という隙間に人を詰め込む。
いやっ隙間はもうないのに詰め込むのです。
夕闇も迫ってくるので、外に行き早々に夕食の準備。
○さんが担いできてくれたBEER500ml×2本でカンパイ!
ツマミは夕日に光る日本海
まっ景色でオナカがいっぱいになるわけありません。
本日のMENU
ペペロンチーノ&ソーセージ入りおでん&やきとり(缶)
缶のやきとり初めて食べました☆コメントは控えます。
驚いたことにこの避難小屋
BEERを一本800円で譲っていました。
高いですけど、ボッカを考えるとそんなものでしょう。
夕食を準備していても続々と人が到着してくる。
定員50名のこの小屋は一体どうなるんでしょう?
不安は的中、夕食の後部屋に戻ると
今でもキューキューな場所に4人追加されてしまった。
夜は寝返りも打てないぐらいきつくなるだろうからと
一度仮眠をとろうと横になっていると
隣の3人組の男性が外から帰ってきて
「さっきより場所が狭くなっている」「コレじゃあ寝れない」「寝返りが打てない」
ブツブツ文句を言っている。
そんな折、若い4人組が2階の上部にある
ロフトに移動していった。
ソレを見た、ネゴシエーター○さんが動いた。
管理人さんに自分たちもロフトにいっていいかと許可を貰いにいったのだ。
難なくOKを貰い、先に登った4名の人たちにもOKをもらい
ロフトに移動。10名程寝れるスペースに6名。
※ちなみにロフトはハシゴの上り下りが危険なため、通常は使用不可。
使うときも、管理人さんに「若者」と認められた人のみだそうです。
そんな喧騒の中
夕焼けは日本海・・・ではなく、雲の中に沈んでいった。
今回みなさん日が沈むとともに就寝体制
18時前というのに、宴会をしている方たちは2組程度でした。
その方たちも周りがあまりに早く就寝したため、
19時過ぎ早々に宴会を切り上げていらっしゃいました。
私は耳栓していたので音は気になりませんでしたよ。
2日目に → つづく
by arizou0903
| 2007-10-18 22:53
| 山登り