1日目:立山(たてやま)登山
2007年 08月 22日
深田百名山50座制覇を前に山に萌えてしまい、
4週連続のテント泊山行してしまいました♪
まだまだ半分ですが
区切りですから、記念に残る山に登りたい。
チャレンジも含め
「岩と雪の殿堂」といわれる剱岳に行ってまいりました。
今回室堂までは扇沢から立山黒部アルペンルートを利用します。
6時30分or7時に扇沢発のトロリーバスがあったので
それに乗れば8時25分室堂に着くのかと思っていたら
お盆時期の8月11日~15日までの運行でした・・・
7時半の扇沢始発のトロリーバスに乗ると室堂着は9時25分・・・
立山縦走予定なので、もうちょっと早く到着したいところですが仕方がありません。
☆ 山行記録 ☆
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■立山(たてやま) 3015m 富山県:百名山
■日 時:2007年8月18日(土)
■天 候: 8月18日(土)小雨のち曇り
1日目:行動時間:5時間5分(休憩含む)
室堂(9:20) → 雨具装着(9:30/9:45) → 一ノ越(10:25/10:30) → 雄山(11:10/12:00) → 大汝山(12:15/12:25) → 富士ノ折立(12:37) → 真砂岳(13:12) → 剱沢テント場分岐(13:45) → 剱沢テント場泊(14:25) 歩行時間:約3時間45分
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2時半自宅出発、扇沢に6時半到着。
上にある駐車場は有料(1日1,000円)ですが、下にある駐車場は無料です。
準備をして7時前、チケット売り場へ。
7時からチケット発売開始らしく行列してました。
・・・こんな大きいザックの方は他にはいません。
完全に浮いてます。
このアルペンルートの難点は高額なこと。
往復で8,800円+10kgなおかつ
50リットルザック以上は荷物料がかかります。
でも、2時間で雲上の世界へ行けるのは大変は魅力です。
JAFを加入している方は、1割引になります☆
※ あらかじめJAFの会員HPより割引券を印刷し、
当日は割引券とJAL会員証の提示が必要です。
前回遊びに来たとき割引券を印刷していかず、
割引を受けることができませんでしたorz
7:30 始発トロリーバスで黒部湖へ
次のケーブルカーまでだいぶ時間があるので
黒部ダムをノンビリ通過
こんな朝っぱらから観光放水してくれてました
ケーブル乗り場につくと
臨時ケーブルが出るとのこと。
8:10 臨時ケーブルカーで黒部平
8:40 ロープウェイで大観峰へ
8:50 トロリーバスで室堂へ
9:05 室堂到着☆
ケーブルカーの臨時便のおかげで予定より
20分早く到着することができました。
準備をして9:20 室堂出発、一路2度目の雄山へ向かいます。
9割がた観光客の様相です。
小雨がパラつきだしたガスの中。
チングルマ・ミヤマキンバイ・ヨツバシオガマ・ミヤマキキョウ等
終わりかけのお花畑を愛でながら歩きます。
ウサギギク初めてみました♪
小さい花をイメージしていましたが・・・でっデカイ・・・ですね。
そして・・・歩き出して10分
雨が強くなったため雨具+スパッツを装着することに。
しかし、
下の雨具を履こうとしても足がはいらないっ!!!
結局靴を脱いだりして、15分程かかってしまいましたorz
そして時間をかけて着込んだところで雨がやむのもお約束・・・。
雪渓を2箇所とおりました。
雪渓1
雪渓2
観光客の方々もキャーキャー楽しそう。
整備しつくされた石畳の道をジグザグ登り
10:25 一ノ越到着
まっしろけ・・・
バッチを購入して、水分補給のみで出発。
ここから登山道っぽく土の道になりました。
2度目のはずなのにスッカリ忘れていました(^^;
上からの下山する人たちに「もう少しよー」なんて励まされはじめたらもう少し。
11:10 雄山到着
ガスは晴れることなく展望はのぞめませんでした。
こんなお天気でもワンサカ人がいます。
とりあえず、担ぎ上げたご褒美でカンパイ!
ご褒美ポーズ、○さん・・・
涼しいのに、凍ったご褒美
(後ろのオレンジのクーラーバックにご褒美がゴッソリはいってます)
美味しい美味しい☆
でも・・・ご褒美で体が冷えて寒くなり(爆)
売店のストーブで暖をとりました。
雄山は日本三大霊峰(富士・白山)の一つでもあり
頂上は神社の中にあります。
(御嶽山は三大霊峰じゃないんでしょうか?)
安全登山の祈祷をしてもらわないと(500円)頂上は踏めません。
記念ですから、祈祷してもらいます。
最後にお神酒をいただいて下山。
祈祷してもらうと、記念に鈴がもらえますヨ。
12:00 大汝山へ出発
祈祷効果か!?
展望は無理ですが晴れ間が時折のぞくようになりました。
さほどアップダウンなく大汝休憩所に到着
大汝休憩所に荷物を置いて
12:15 立山最高峰 大汝山
さくっと降りて、雨具のズボンとスパッツを脱ぎ出発。
ガレガレの岩場を登ると
12:37 富士ノ折立
ここは人気薄のようで、
みなさん、ここは登らず巻き道を通過していました。
立山はこの雄山・大汝山・富士ノ折立の三山の総称です。
富士ノ折立は初めて登った(気がする)ので、これで立山完全制覇です。
相変わらず展望はありませんが真砂岳に向かいます。
ん?向かう道が見えてきた。あれが真砂岳か???
違いました(;´Д`)ノ
次こそ真砂岳か??
13:12 真砂岳
頂上とおぼしきものはこれしか見当たりません。
晴れていたら、先週のような気持ち良い稜線なんでしょうね。
また来ようと心に誓う訳です。
ご褒美を沢山担いでいる○さんがバテはじめます。
剱岳が正面に見えるという別山に登ろうかどうか迷うところですがこのお天気。
別山の頂上は踏まないことにして、巻き道を使用しました。
13:45 剱沢キャンプ場の分岐へ到着
見落としそうなボロい分岐なので、悪天候時は要注意です。
キャンプ場に向かって降りていくとパーっとキリが晴れ
本日のお宿のテント場が見えてきました。
斜面一面のオンダデのお花畑を見ながら
ハイマツ帯をジグザグ降りるのですが、
急で浮石が多く、降りるのに難儀しました。
珍しく○さんがバランスを崩してゴロンと転んでしまいました。
幸いケガはありませんでした。
(転んだ瞬間は目撃しなかったので、どうやって転んだかは謎)
私も疲れが出てきたので、ノ
ンビリお花の写真をとりながら小休憩してたら
○さんとこーんなに離れちゃいました。まっちくりー。
14:25 テント場へ到着
テント受付をすませ、テントを設営して中にはいると・・・斜めっていました。
うぅぅぅ、場所選び失敗ですが今更張りなおす元気も無く
剱沢小屋へビールを飲みに。
剣沢小屋の入り口、ここはインドですか?
そして、ここの小屋にはシャワーがあるそうです。
(山小屋にお風呂があることは珍しいです)
残念ながら生はなかったので缶BEERでおつかれちゃん。
ごっご褒美写真忘れました・・・orz
16時 テントに戻りお昼寝したあと
17時過ぎ 夕食の準備
本日のメニュー
ペペロンチーノ+ソーセージ
ワカメとジャコとホタテのサラダ
見た目悪すぎですが・・・美味しかったデス。
チーズ他
キャンプ場の目の前がドドンと剱岳のはずだけれども、
恥ずかしがって一向に見えません。
一瞬見えた前剱らしきもの
テント場に向かう途中にすれ違った方が
今日は一日中剱岳が望めなかったといってました。
その方も明日は晴れる!と断言してくれましたし、
明日に期待しながら、19時おやすみなさーい。
いよいよ、50座目の剱岳へ!
つづく
by arizou0903
| 2007-08-22 12:57
| 山登り